稲沢市祖父江町のBodyDesignProjectの戸川です。
あなたに質問です。

突然の激痛に見舞われた経験、あなたはないでしょうか?
僕自身そのような痛みの経験をしてきた過去があり、今に生きています。
今回突然の坐骨神経由来の痛みを自覚して恐怖に怯えたクライアントさんが来院されました。
歩行困難な状態。
触れられるだけでしびれが出てしまうような状態。
完全に神経過敏な状態で、呼吸すらこわばっている。
そのような状態になった時、いわゆるパニックに近い状態に陥ります。
今回の様なクライアントさんに何を施したか?
- まずは楽な姿勢になって頂きました。
- その次に、呼吸へ意識を向けて頂きました。
- 今抱えている不安、痛みの悩みを話して頂きました。
- また、ここ数週間での出来事を話して頂きました。
その間、やっている施術はクライアントさんに触れて感じる事。
これ一択です。
そうすると身体の緊張がほどけていくのを僕自身も自覚して、クライアントさんも自覚します。
今の心理状態はどうなのか?
それも言語化して頂き、話していただきます。
そうすると???
段々緊張が取れていくのが身体からも表情からも見てとれます。
その間やっている施術は触れて感じているだけ。
いわゆる誰もが経験したであろう「手当て」の領域。
「手を当てて感じている。」
僕に話せない内容(共感できない内容)は、女性(妙さん)がその聞き手に変わります。
総合力で一人のクライアントさんと向き合う。
それが出来るのがBodyDesignProjectの強みであるなと、再認識した一コマでした。
施術後、笑顔を見せて・・・
「あれ?大丈夫!!」
「逆に大丈夫すぎて怖い・・・。」
「○○さん、今の状態がどれだけ継続できるか正直分かりません。
今できる事、今回お伝えした呼吸に注意を向けてください。
それでどのように身体が変わっているか?観察してください。」
一つの問題を解決するとき、僕は自他力の精神で関わります。
僕だけのスキルでは解決できない。
そんな時は、手段を選ばず最善を尽くすのみです。
痛みって何?
国際疼痛学会は痛みの定義をこのように表しています。
「組織損傷が実際に起こった時、あるいは起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」としています。
経験したことがない痛みには不快な感覚と不快な感情が入り乱れます。
それを知ったうえで、痛みを学習していく必要があります。
恐怖、不安、焦り。
この3つが重なる事で、呼吸はコントロールしにくい状況下に置かれますが・・・
それすら学習となるわけです。
痛みを体験している時は、正直辛いです。
しかし、次につながる学習にはなっています。
※無駄はない
損傷の有無にかかわらず、痛みとは不快な感覚であり不快な情動体験である事を忘れないでください。
そうする事で、一呼吸おける、少し余裕のある自分に遭遇することが出来るかもしれませんよ?
僕はあなたの未来の健康を応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸

痛みの学習というテーマで、自宅で出来るホーム整体「魔法のレシピ」企画が進行しています。
まだ始まったばかりなので、早めにダウンロードしてみてください。
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戸川 俊輔

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