BodyDesignProjectの戸川です。
何故?背骨・肋骨をゆるめたほうが良いのか?

背骨の模型です。
通常は弾力性に富み、しなやかに動く背骨。
しかし、長時間のデスクワークや一定の日常生活動作、猫背などの姿勢不良や、前かがみ作業、このような事が続くと、固くなります。

Part1のブログでもお伝えしました、固まる事のデメリット。
背骨・肋骨が固くなったまま、放っておくとどうなるのか?
- 両手のバンザイがしにくくなります。(腕が上がりにくい状態。)
- 上を見るような動きの時に腰を痛めやすくなります。(背骨の反り、しなりが少ない為、腰に過剰な負荷が加わります。)
- 呼吸のスムーズさが無くなり、首を緊張させやすい呼吸に変化しやすくなります。
- 身体を捻じったりする事が、しにくくなります。
まだまだ挙げるとキリがないですが、簡単に日常生活の動きの質が悪くなってしまうわけです。
例)服を着るような動きすらしにくくなります。
意外と思われるかもしれませんが、Tシャツなどを着る、袖に腕を通すなど、背骨・肋骨の弾力性・柔軟性が必要です。
服を着るのに必死で肩などを捻じり痛める事もあるのです。

どんな動き、エクササイズで解決できるのか?

Cat&Dog
まずは、背骨を反らす・丸めるエクササイズで、しなやかさを作り上げていきます。
呼吸と合わせると更に効率的です。

体操教室でも利用しているウィンギングドリル。
エクササイズとしても利用可能です。
床、壁を利用して無理しない範囲で、肩の上下運動を繰り返します。

そしてお馴染み?
「立甲」(りっこう)
背骨の脱力がポイント。
脇の筋肉を意識的に使い、肩甲骨を立てます。
まだまだ、多種多様なエクササイズがあります。
いったいどれぐらいやればよいんですか?
良く聞かれる質問です。
30秒間伸ばしましょうとか、10回3セットやりましょうとか・・・
ぶっちゃけて言います。
頻度です。
何回でも何十回でもやります。
毎日欠かさず行います。(歯磨きみたいなものです。)
脳に覚えさせるんです。
必要な動きであると!
私戸川も、立甲獲得まで4か月かかりました。
4ヵ月間、空き時間はひたすら行いました。
少しでも床に手を衝く機会があればすぐに、行いました。
生活の一部に入れ込んでいけば必ず変化します。
そこまで落とし込まないと、獲得は出来ません。
そして一度脳が覚えてしまえば、ずっと再現できます。
是非あなたも動く背骨、弾力ある肋骨を手に入れて下さい。
次回Part 3は、骨盤・股関節です。
戸川担当の体操教室で行います「立甲」。
興味のある方はお問合せ頂き、体験教室に参加してください。
中には、すぐに立甲できる人もいますよ。
戸川のプロフィールはコチラ👇
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戸川 俊輔

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