稲沢市祖父江町のBodyDesignProjectの戸川です。
今週は大学野球部の練習帯同で朝から夕方までグラウンドに缶詰め状態です。
非常に寒い環境ではあるのですが、有意義な時間を選手たちと過ごせています。
野球のパフォーマンスを上げる要素として、トレーニング以外の要素を選手たちにも伝授しています。
それが身体のトリセツ。
プランクやブリッジ、逆立ちも・・・全てに共通して言えるのは、力んで行えば身体は弱くなるという事・・・それを今日は選手に実体験してもらいました。
選手たちも・・・
「正解が分からない。」
「実感がない。」
「でも、強くなる・・・。」
「どういうことですか?」
そんな声を頂きました。

僕が指導する中で、いかに力感をなくして動きを遂行できるのか?を指導しています。
力感を感じているのであれば、それは筋肉に感覚・エネルギーを奪われいる事になります。
多くの場合、この力感は余分な緊張として身体に現れてくれます。
これこそ、身体の感覚にとって手掛かりとなる反応です。
実感や力感を追い求めれば、身体の緊張感は増し、身体は必要以上の筋肉を使い始めることでスムーズな動きが出来なくなってしまいます。
何故なら、身体の至る所を合理的に使うことが出来なくなってしまうからです。
合理的に使えない身体では、結果パフォーマンスを下げることになってしまうのです。
パフォーマンスを上げる為にも、まず知ってほしい事・・・
それは、身体の内面だけに意識を向けても気づけない時は、当たり前を疑う(省みる)発想を持ってみてください。
僕は身体のトリセツの中で必ず説明する3つのエネルギー視点があります。
- 筋力
- 重力
- 反力
上記の当たり前を必ずクライアントさんにお伝えしています。
筋力は自分自身の中で発生するエネルギーです。
重力と反力は、今いる地球上であれば当たり前に加わっているエネルギーになります。
身体のトリセツではこの重力と反力という前提条件の存在に身体感覚で気づく必要があるわけです。
もう一度言います。
身体感覚で知る必要があるという事です。

例えば2Kgのダンベルがあります。
2KGという表示を目で見れば、2Kgと分かりますが、あくまで目視です。
本当に2Kgなのか?という事は2Kgの重さを持ってみて初めて理解するとになるわけです。
これこそ、体験です。
しかし大事なポイントがあります。
2Kgを持つことができたその場面では、重力と反力の存在があるから2Kgの重さに気づかせてもらえたわけです。2Kgを持つことが出来たのは何も筋力だけで成し遂げているわけではないという事になります。
筋力と重力、そして反力。
この3つが存在している事で2Kgを持つ仕事を成し遂げることができたという事です。
聞くだけ(聴覚)や見るだけ(視覚)では決して知ることのできない、身体で触れて感じる(触覚)ことにも意識を向ける必要があります。
今回はダンベルを例に出しましたが、忘れないでください。
何も持っていないノーマルの身体にも重力と反力は常に身体に加わっているという事を。
重力と反力とケンカしない、そして筋力でない世界。
無重力感覚(軽い身体)をいかにして作るか?
そんな事を、様々な身体ワークを通じて、選手たちにシェアしてきました。
プランク30秒余裕で出来たから、体幹が強い??!!
違います、プランク30秒出来るスタミナがあるだけです。
芯の通った強さを手に入れる身体のトリセツは、やってる感・実感が薄い感覚になります。
そんな身体のトリセツ体験をしてみたい方は、月曜日の18時30分~開催しています、賢芯塾にお越しください。無料体験できます。
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戸川 俊輔

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